宮本
ええ。ただ、問題がひとつありまして。
最初にクリボーが出てきますけど、
クリボーはキノコみたいな形ですよね。
岩田
よく似ていますね。
宮本
そこで、ブロックを叩いて
そこからクリボーに似たものが出てきたら・・・。
岩田
ふつうは逃げます。
宮本
逃げますよね、ふつう。
だから、すごく困ったんです。
だから僕らとしてはとてもいいものだとわかってほしいので、
キノコのほうから寄って来るようにしようと。
岩田
そうなんですよね。
まず最初にこのゲームを
事前の知識がない状態ではじめると、
最初に出てくるクリボーに当たってミスをしますよね。
宮本
だから、跳んでよけることを
自然に学習するんです。
岩田
そこで跳んでよけようとすると、うまくいかなくて、
たまに踏んじゃうことがある。
すると「踏んだらやっつけられるんだ」
ということが自然にわかると。
宮本
クリボーは踏んじゃえば怖くない。
岩田
ただ、最初のクリボーをよけようとして、
ジャンプをしたら上のブロックに当たってしまう。
すると、キノコがびよよよと出てきて、
ドキッとするんですけど、右のほうに行くので
「あーよかった。怪しいのが出てきたけど大丈夫」だと。
ところが、先にある土管に当たって、
何と戻ってくるんですよね、キノコが(笑)。
宮本
はい(笑)。
岩田
そこでパニックになって、跳んでよけようとしても
上のブロックに当たってしまう。
「もうダメだ。やられた!」と覚悟した瞬間に、
ググググッとマリオがでかくなる・・・。
そのとき何が起こったのかわからないんですけど、
少なくともミスはしていないことはわかる。
宮本
でも、どうして大きくなったんだろうと。
岩田
そこでジャンプをしてみると、
高いところに跳べるし、天井はバンバン壊すし
明らかにパワフルになっているんですよね。
宮本
そのとき初めて、
キノコがいいアイテムだと気づくんです。
岩田
だから、キノコはどうやっても
とれるようにできているんですね。
宮本
やっぱりクリボーとは違うモノだと
知ってほしいですから。